■ 「ピルを飲んでいるけど、この頭痛大丈夫?」

  • ピル服用中に頭痛がある
  • 視界がチカチカすることがある
  • 片頭痛持ちでピルを使っている
  • このまま続けていいのか不安

このようなお悩みは少なくありません。

特に注意が必要なのが
👉 「前兆のある片頭痛」+ピルの組み合わせです。


■ 前兆のある片頭痛とは?

👉 片頭痛の中でも、
視覚異常などの前兆を伴うタイプです。


■ 主な前兆

👉 閃輝暗点

  • 視界がギザギザする
  • キラキラ光が見える
  • 視野の一部が欠ける

これらの症状は通常、数分〜30分程度で消えます。


■ ピルと頭痛の関係

ピルにはエストロゲンなどのホルモンが含まれており、
頭痛に影響を与えることがあります。


■ 影響のポイント

  • 頭痛が出やすくなる
  • 片頭痛が悪化することがある
  • 前兆が出ることがある

■ なぜ「前兆あり片頭痛」は注意が必要?

ここが最も重要です。


■ 血栓症との関係

ピル(特にエストロゲン含有)と前兆のある片頭痛が組み合わさると、
👉 血栓ができやすくなるリスクが高まる可能性があります。


■ 関連する病気

  • 脳梗塞
  • 静脈血栓塞栓症

■ なぜリスクが上がるのか

  • 血液が固まりやすくなる(ピルの影響)
  • 血管の反応性変化(片頭痛)

👉 この2つが重なるためです


■ どんな人が特に注意?

以下に当てはまる方は慎重な判断が必要です。

  • 前兆のある片頭痛がある
  • 喫煙している
  • 高血圧がある
  • 血栓症の既往がある

■ すぐ受診すべき症状

以下の症状がある場合は、早急に受診してください。

  • 今までにない強い頭痛
  • 視界異常が続く
  • 手足のしびれ・麻痺
  • ろれつが回らない

👉 脳梗塞の可能性があります


■ ピルはやめるべき?

自己判断で中止するのではなく、

  • 頭痛の種類
  • 前兆の有無
  • 全身状態

を踏まえて医師が判断します。

👉 必ず医療機関で相談しましょう


■ 検査について

必要に応じて

  • 神経学的診察
  • MRI検査
  • 血管評価

などを行います。


■ 当院での診療について

東大阪みき脳神経外科クリニックでは、

  • 頭痛の評価
  • ピルとの関連確認
  • 必要に応じたMRI検査

を行っています。


■ よくある質問

Q. 前兆が一度でもあれば危険?

一度でも出た場合は評価をおすすめします。


Q. 低用量ピルでもリスクはある?

リスクは低いとされていますが、ゼロではありません。


Q. 頭痛が軽ければ問題ない?

症状の内容が重要です。自己判断は避けましょう。


■ まとめ

ピルと前兆のある片頭痛は

👉 血栓症リスクの観点から注意が必要な組み合わせです。

特に

  • 視界異常(閃輝暗点)
  • 頭痛の変化

がある場合は、早めに受診をおすすめします。


■ ご相談・ご予約はこちら

ピルと頭痛の関係が気になる方は、
東大阪みき脳神経外科クリニックまでお気軽にご相談ください。

※予約はこちらから

https://mikicl.com/

 

(執筆:東大阪みき脳神経外科クリニック 院長 三木貴徳

脳神経外科専門医として、頭痛・脳卒中・認知症を中心に診療を行っています。
大阪市・東大阪市を中心に、「気軽に相談できる頭痛外来」を目指し、地域医療に取り組んでいます。

片頭痛は、日常生活に大きな影響を与える病気です。
「いつもの頭痛だから」と我慢されている方も少なくありません。

頭痛外来では、MRI検査による正確な診断を行い、一人ひとりに合わせた予防治療・最新治療をご提案しています。

頭痛やめまい、しびれ、物忘れなど、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

所属学会

  • 日本頭痛学会 所属
  • 日本認知症学会 所属

資格

  • 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
  • 日本脳卒中学会 脳卒中専門医
  • 日本脳神経血管内治療学会 神経血管内治療専門医