MRI検査をご希望の方へ
「頭痛が続いているけれど脳に異常はないだろうか?」
「めまいやしびれがあり、脳梗塞ではないか心配」
「家族から物忘れを指摘されるようになった」
「健康診断では異常がなかったが、一度MRIで脳を詳しく調べたい」
このような不安を抱えて来院される患者さんは少なくありません。
MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像検査)は、脳の状態を詳しく調べることができる非常に精度の高い画像検査です。頭痛やめまい、しびれ、物忘れなどの原因となる脳の病気を発見するために欠かせない検査であり、脳卒中や脳腫瘍、脳動脈瘤などの早期発見にも役立ちます。
東大阪みき脳神経外科クリニックでは、脳神経外科専門医が診察を行い、必要に応じて院内MRI検査を実施しています。検査後は画像をご覧いただきながら、その日のうちに結果をご説明できるよう努めています。
東大阪市・八尾市を中心に、多くの患者さんが頭痛外来や脳ドック、認知症外来でMRI検査を受けられています。
※当院は、造影剤を使用したMRI検査は行っておりません。
MRIとは?
MRIとは、強い磁場と電波を利用して体内を撮影する画像検査です。
X線を使用するCTとは異なり、放射線による被ばくがないことが大きな特長です。
特に脳神経外科では、下記等、多くの病気の診断に利用されています。
- 脳梗塞
- 脳出血
- 脳動脈瘤
- 脳腫瘍
- 認知症
- 脳静脈洞血栓症
- 椎骨動脈解離
- 多発性硬化症
脳は非常に複雑な構造をしているため、MRIではさまざまな撮影方法(撮像法)を組み合わせることで、脳実質・血管・神経・脳脊髄液などを詳細に評価できます。
近年では画像解析技術も進歩し、従来では発見が難しかった小さな脳梗塞や微細な病変も見つけられるようになっています。
『MRI』・『CT』・『MRA』の違い
「MRIとCTは何が違うのですか?」
診察室で最も多くいただく質問の一つです。
それぞれ役割が異なるため、症状に応じて最適な検査を選択することが重要です。
MRI
MRIは脳そのものを詳しく調べる検査です。
特長
- 放射線を使用しない
- 被ばくがない
- 脳梗塞の超急性期診断に優れている
- 脳腫瘍を詳細に評価できる
- 認知症診断にも有用
- 小さな病変も描出しやすい
頭痛やめまい、しびれ、物忘れなど外来診療では最も重要な画像検査です。
CT
CTはX線を利用して撮影します。
特長
- 撮影時間は数分
- 救急診療に適している
- 脳出血を素早く診断できる
- 骨折も評価できる
交通事故や頭部外傷、急性期脳出血などではCTが第一選択となることが多くあります。
一方で、小さな脳梗塞や慢性的な病変はMRIの方が詳しく評価できます。
MRA
MRA(Magnetic Resonance Angiography)はMRIを利用して脳血管を描出する検査です。 造影剤を使用しなくても血管の状態を調べられることが多く、
- 脳動脈瘤
- 脳動脈狭窄
- 脳血管奇形
- 血管閉塞
などの診断に役立ちます。
脳ドックではMRIとMRAを組み合わせて検査を行うことが一般的です。
東大阪みき脳神経外科クリニックのMRI検査の特長
① 院内でMRI検査が可能
症状によっては、診察後にそのまま院内でMRI検査を受けていただくことが可能です。
検査施設へ移動する必要がなく、患者さんの負担を軽減できます。
② 当日検査・当日結果説明に対応
頭痛やめまいなど症状によっては、当日のMRI検査と結果説明に対応しています。
「できるだけ早く原因を知りたい」という患者さんの不安を軽減できるよう努めています。
③ 脳神経外科専門医が画像を直接確認
MRI画像は撮影するだけでなく、適切に読影し、症状と合わせて総合的に判断することが重要です。
当院では脳神経外科専門医が診察から画像説明まで担当し、わかりやすい言葉で結果をご説明します。
画像だけで判断するのではなく、患者さんのお話や神経学的診察を踏まえて診断・治療方針をご提案しています。
④ 必要な検査を適切に選択
MRIは非常に有用な検査ですが、すべての患者さんに必要なわけではありません。
当院では診察を丁寧に行い、本当にMRIが必要かどうかを判断した上で検査をご提案しています。
不要な検査を減らし、必要な方には迅速にMRI検査を行うことを大切にしています。
MRIで発見できる脳の病気
MRIは脳神経外科で最も重要な画像検査の一つです。
頭痛やめまい、しびれ、物忘れなど、一見するとよくある症状の背景に重大な病気が隠れていることがあります。
MRIは脳の構造を詳細に描出できるため、症状の原因を正確に診断し、適切な治療につなげることができます。
ここでは、MRIで発見できる代表的な病気についてご紹介します。
脳梗塞
脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳細胞へ十分な血液が届かなくなる病気です。 日本では脳卒中の中でも最も多く、高齢者だけでなく若い世代にも発症することがあります。
主な症状
- 手足のしびれ
- 手足に力が入らない
- ろれつが回らない
- 言葉が出ない
- めまい
- 物が二重に見える
- 激しいふらつき
MRIの拡散強調画像(DWI)は、発症直後の脳梗塞を高い精度で描出できることが特長です。
CTでは異常が分かりにくい超急性期でも、MRIで診断できる場合があります。
脳出血
脳出血は脳の血管が破れ、脳内に出血が起こる病気です。
高血圧が最大の危険因子であり、突然発症することが特長です。
主な症状
- 激しい頭痛
- 手足の麻痺
- ろれつ障害
- 意識障害
- 嘔吐
急性期ではCTが第一選択となりますが、MRIでは出血の時期や広がりをより詳しく評価できます。
脳動脈瘤
脳動脈瘤とは、脳の血管の一部がこぶのように膨らむ病気です。
多くは無症状ですが、破裂するとくも膜下出血を起こし、命に関わることがあります。
MRAによる評価
MRAでは脳血管を詳しく観察できるため、比較的小さな動脈瘤も発見できることがあります。
脳ドックで偶然見つかるケースも少なくありません。
脳腫瘍
MRIは脳腫瘍診断に最も優れた検査です。
腫瘍の位置、大きさ、周囲への影響を詳細に評価できます。
このような症状に注意
- 頭痛が徐々に悪化する
- 朝起きると頭痛が強い
- 吐き気を伴う
- 手足が動かしにくい
- けいれん発作
- 性格の変化
- 視野障害
初期には症状がほとんどないこともあり、MRIによる早期発見が重要です。
認知症
MRIは認知症の診断にも重要な役割を担っています。
「年齢のせい」と思われていた症状の背景に、治療可能な病気が隠れていることもあります。
MRIでは脳の萎縮の程度や脳梗塞の有無などを評価し、診断や治療方針の決定に役立てます。
MRIで評価する主な疾患
- アルツハイマー型認知症
- 脳血管性認知症
- レビー小体型認知症
- 前頭側頭型認知症
- 正常圧水頭症
慢性硬膜下血腫
高齢者では、軽く頭を打っただけでも数週間から数か月後に慢性硬膜下血腫を発症することがあります。
症状は徐々に進行するため、認知症と間違われることも少なくありません。
主な症状
- 頭痛
- 歩きにくい
- 手足の動かしにくさ
- 物忘れ
- 性格の変化
MRIでは血腫の位置や大きさを詳しく評価できます。
脳静脈洞血栓症
脳静脈洞血栓症は、脳の静脈に血栓ができる比較的まれな病気です。
若年女性にも発症することがあり、片頭痛と間違われることがあります。
このような症状
- 数日かけて悪化する頭痛
- 吐き気
- けいれん
- 手足の麻痺
MRIとMRV(静脈の評価)を組み合わせることで診断につながります。
当院でもMRI検査で脳静脈洞血栓症を疑い、速やかに高次医療機関へ紹介した症例があります。
椎骨動脈解離
首の血管が裂けることで起こる病気です。
比較的若い世代にも発症し、首の痛みや後頭部痛を伴うことがあります。
主な症状
- 後頭部痛
- 首の痛み
- めまい
- 手足のしびれ
- 脳梗塞症状
MRIとMRAにより血管の異常を評価できます。
可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)
突然発症する激しい「雷鳴頭痛」の原因となる病気です。
特に妊娠・出産後や特定の薬剤をきっかけに発症することがあります。
MRAでは脳血管の狭窄を認めることがあり、経時的な画像評価が重要です。
MRIは早期発見につながる重要な検査です
MRIは単に画像を撮影するだけでなく、症状や神経学的診察と組み合わせることで、より正確な診断につながります。
「いつもの頭痛だから大丈夫」と自己判断せず、
- 初めて経験する頭痛
- 今までと違う頭痛
- 手足のしびれ
- ろれつが回らない
- めまい
- 物忘れ
などの症状がある場合は、早めに脳神経外科を受診することをおすすめします。
東大阪みき脳神経外科クリニックでは、脳神経外科専門医が診察を行い、必要に応じて院内MRI検査を実施しています。患者さん一人ひとりの症状に合わせて適切な検査をご提案し、わかりやすい説明を心がけています。
このような症状がある方はMRI検査をご相談ください
MRI検査はすべての方に必要なわけではありません。しかし、症状によっては早期診断のためにMRIが重要な役割を果たします。
頭痛
頭痛には片頭痛や緊張型頭痛など命に関わらないものもありますが、脳卒中や脳腫瘍など重大な病気が隠れていることがあります。
特に次のような頭痛ではMRI検査をおすすめします。
- 初めて経験する強い頭痛
- 今までと違う頭痛
- 徐々に悪化する頭痛
- 朝起きると強い頭痛
- 吐き気や嘔吐を伴う頭痛
- 手足のしびれや麻痺を伴う頭痛
- 性行為中や運動中に起こる頭痛
- 市販薬が効かない頭痛
めまい
めまいの多くは耳が原因ですが、脳梗塞や脳出血など脳の病気が原因となることもあります。
特に、下記の症状を伴う場合は、早急な評価が必要です。
- ろれつが回らない
- 手足のしびれ
- 強いふらつき
- 物が二重に見える
手足の痺れ(しびれ)・力が入りにくい
脳梗塞や脳出血の初期症状である可能性があります。
「少し様子を見よう」と自己判断せず、できるだけ早く受診してください。
物忘れ
加齢による物忘れと認知症は異なります。
MRIでは、
- 脳萎縮
- 脳梗塞
- 正常圧水頭症
- 慢性硬膜下血腫
などを評価し、認知症診断の重要な情報となります。
MRI検査の流れ
- 01受付・問診
- 受付後、問診票をご記入いただきます。 現在の症状や既往歴、内服薬、ペースメーカーや体内金属の有無などを確認します。
- 02診察
- 脳神経外科専門医が診察を行います。
症状や神経学的診察からMRIが必要かどうかを判断します。
- 03MRI検査
- 更衣後、MRI装置で検査を行います。
通常15~30分程度で終了します。
検査中は大きな音がしますが、痛みはありません。
- 04結果説明
- 検査終了後、画像を実際にご覧いただきながら結果をご説明します。
異常が見つかった場合は、治療方針や追加検査、高次医療機関への紹介が必要かどうかも丁寧にご説明いたします。
MRI検査を受けられない場合
MRIは安全性の高い検査ですが、次のような場合は検査できない、あるいは事前確認が必要になることがあります。
- MRI非対応の心臓ペースメーカー
- 一部の植込み型医療機器
- 体内金属(手術歴のある方など)
- 閉所恐怖症
- 妊娠中(必要性を十分に検討した上で実施)
ご不安な点があれば、診察時にお気軽にご相談ください。
MRI検査の費用について
MRI検査は保険診療で行う場合と、自費診療(脳ドックなど)の場合があります。
保険診療では、症状や医師の判断に基づいて検査を行います。
費用は検査内容や保険負担割合によって異なりますので、詳しくは受付までお問い合わせください。
よくある質問
東大阪市・八尾市でMRI検査をご希望の方へ
MRIは、脳卒中、脳動脈瘤、脳腫瘍、認知症などの早期発見に欠かせない重要な検査です。
東大阪みき脳神経外科クリニックでは、脳神経外科専門医が診察からMRI検査、結果説明まで責任を持って対応いたします。
「頭痛が続く」「めまいが治らない」「手足がしびれる」「物忘れが気になる」など、気になる症状がありましたら、お一人で悩まずお気軽にご相談ください。
当院では、患者さん一人ひとりの症状に応じた適切な検査とわかりやすい説明を心がけ、安心して受診いただける医療を提供しています。 東大阪市・八尾市周辺でMRI検査をご希望の方は、東大阪みき脳神経外科クリニックまでお問い合わせください。
頭痛でお困りの方へ
頭痛の多くは命に関わらない病気ですが、中には早期診断が重要な病気もあります。
東大阪市、八尾市周辺で頭痛にお悩みの方は、東大阪みき脳神経外科クリニックへご相談ください。
この記事を執筆、監修した医師のプロフィール
三木 貴徳(みき たかのり)
東大阪みき脳神経外科クリニック 院長
●資格・所属学会
- 日本脳神経外科学会認定専門医
- 日本脳卒中学会認定専門医
- 日本脳神経血管内治療学会認定専門医
- 日本頭痛学会
- 日本認知症学会
脳神経外科専門医として、頭痛・脳卒中・認知症を中心に診療を行っています。
大阪市・東大阪市を中心に、「気軽に相談できる頭痛外来」を目指し、地域医療に取り組んでいます。
片頭痛は、日常生活に大きな影響を与える病気です。
「いつもの頭痛だから」と我慢されている方も少なくありません。
頭痛外来では、MRI検査による正確な診断を行い、一人ひとりに合わせた予防治療・最新治療をご提案しています。
頭痛やめまい、しびれ、物忘れなど、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
