キアリ奇形

キアリ奇形の診断は
主にMRI検査で行います

キアリ奇形

キアリ奇形は、頭蓋骨内にあるべき小脳や脳幹の一部が、大孔(頭蓋骨の出口の穴)を通って下降し、脊柱管内に入る病気です。

この状態は、約半数の患者に脊髄空洞症(脊髄内に水がたまり、空洞になる状態)が伴い、そのうち約3割には側彎(背骨の左右の曲がりやねじれ)も見られます。

キアリ奇形は、頭蓋内から脱出した組織や合併する疾患によって1~4型に分類されますが、臨床的には主に1型と2型が重要です。

診断は主にMRI検査で行われ、脊髄空洞症の有無や範囲、その他の合併症を確認するために、CTやX線検査も行われることがあります。

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