<筋トレや走っているときにおこる頭痛>
「筋トレ中に突然頭が痛くなる」
「ベンチプレス中に後頭部がズキッとする」
「運動後に強い頭痛が続く」
このようなお悩みで、大阪市・東大阪市・八尾市の頭痛外来や脳神経外科を受診される患者さんは少なくありません。
特にベンチプレス、スクワット、デッドリフト、懸垂、ランニングなど、強く力む運動中に頭痛が起こるケースがあります。
このような頭痛の中で代表的なのが「一次性運動性頭痛」です。
しかし、筋トレ中の頭痛の中には、くも膜下出血、脳動脈解離。脳出血など危険な脳の病気が隠れている場合もあるため、頭痛外来や脳神経外科でのMRI検査が非常に重要です。
今回は、頭痛外来や脳神経外科をお探しの方へ向けて、「一次性運動性頭痛」についてMRI検査の重要性も含めて解説します。
<一次性運動性頭痛とは?>
一次性運動性頭痛とは、運動や筋トレによって誘発される頭痛です。
MRI検査などで脳に重大な異常がないにもかかわらず、激しい運動、筋トレ、力み、息こらえなどをきっかけに頭痛が起こります。
一次性運動性頭痛では、運動中に突然頭痛が起こる、後頭部がズキズキする、両側が痛い、数分〜数時間続くなどの症状がみられます。
特に、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなど高重量トレーニング中に起こりやすい傾向があります。
頭痛外来や脳神経外科では、頭痛の起こり方や危険な症状がないか詳しく確認します。
<なぜ筋トレで頭痛が起こるの?>
明確な原因は完全には解明されていませんが、血圧上昇、脳血管拡張、息こらえ、首や肩の筋緊張などが関係すると考えられています。
高重量トレーニングでは、一時的に血圧が大きく上昇することがあります。
特にスクワットやデッドリフトでは、収縮期血圧が300mmHg近くまで上昇するという報告もあります。
睡眠不足、脱水、疲労、カフェイン過剰摂取などが重なると頭痛が起こりやすい患者さんを認めます。
<MRI検査が重要な理由>
筋トレ中の頭痛では、頭痛外来や脳神経外科でMRI検査を行うことが非常に重要です。
なぜなら、運動時頭痛の中には危険な脳の病気が隠れていることがあるためです。
特に注意が必要なのは、くも膜下出血、脳出血、脳動脈解離、可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)、脳腫瘍などです。
以下のような症状がある場合は、早急に頭痛外来や脳神経外科を受診し、MRI検査を受けることをおすすめします。
- 突然の激しい頭痛
- 今まで経験したことのない頭痛
- 手足のしびれ
- ろれつ障害
- 吐き気・嘔吐
- 意識障害
MRI検査によって危険な病気が見つかるケースがあります。
頭痛外来・脳神経外科で行う検査
頭痛外来や脳神経外科では、MRI検査、MRA検査、神経学的診察、血圧評価などを行い、危険な病気が隠れていないか確認します。
特に初回の運動時頭痛では、MRI検査が非常に重要です。
<一次性運動性頭痛の対策>
頭痛外来や脳神経外科では、以下のような対策をおすすめしています。
① 急激な高重量を避ける
急に高重量へ挑戦すると頭痛リスクが高くなります。
十分なウォーミングアップが重要です。
② 息を止めすぎない
強い息こらえは血圧上昇につながります。
頭痛外来では、呼吸法についても説明を行います。
③ 水分補給
脱水は頭痛悪化につながります。
筋トレ前後の水分補給は非常に重要です。
④ 睡眠・疲労管理
睡眠不足や疲労蓄積も頭痛悪化につながります。
頭痛外来・脳神経外科で行う治療
一次性運動性頭痛では、鎮痛薬予防薬、生活習慣改善などを行う場合があります。
頭痛外来や脳神経外科では、患者さんごとの運動習慣や頭痛頻度に合わせて治療を行います。
<一次性運動性頭痛 Q&A|頭痛外来・MRI・脳神経外科>
Q1. 筋トレ中の頭痛は危険ですか?
一次性運動性頭痛のこともありますが、危険な病気が隠れている場合があります。
頭痛外来や脳神経外科でMRI検査を受けることが重要です。
Q2. MRI検査は必要ですか?
特に初回発症時や激しい頭痛ではMRI検査が非常に重要です。
頭痛外来や脳神経外科でのMRI検査によって、危険な病気を除外できます。
Q3. ベンチプレスで頭痛が起こるのはなぜですか?
高重量トレーニングによる血圧上昇や息こらえが関係していると考えられています。
Q4. 運動はやめたほうがいいですか?
MRI検査で危険な病気が否定されれば、負荷調整しながら継続可能な場合もあります。
Q5. 頭痛外来と脳神経外科どちらを受診すればよいですか?
運動時頭痛では、MRI検査が可能な頭痛外来・脳神経外科受診をおすすめします。
執筆 三木 貴徳(みき たかのり)
東大阪みき脳神経外科クリニック 院長
脳神経外科専門医として、頭痛・脳卒中・認知症診療に力を入れています。
大阪市・東大阪市・八尾市を中心に、頭痛外来・MRI検査・脳ドック・脳卒中予防に取り組んでいます。
資格
- 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
- 日本脳卒中学会 脳卒中専門医
- 日本脳神経血管内治療学会 神経血管内治療専門医
所属学会
- 日本頭痛学会
- 日本認知症学会
東大阪みき脳神経外科クリニック

