脳腫瘍の種類は
多岐にわたり、
良性のものから
悪性のものまで
さまざまです
脳腫瘍は、原発性(脳内で発生する)または転移性(他の部位から脳に転移する)のいずれかでできる場合があり、種類は多岐にわたり、良性のものから悪性のものまでさまざまです。
良性腫瘍は遅発性であることが多く、肥大により近くの組織を押しのけることがありますが、脳の他の部分に転移することは多くありません。
一方、悪性腫瘍は成長のスピードが速く、周囲の正常な組織に浸潤する傾向があり再発しやすいことがあります。
脳腫瘍の症状
- 腫瘍の場所、サイズ、および脳の構造への影響によって異なりますが、一般的な症状として、頭痛、視覚障害、言語障害、運動障害、てんかん、認知機能の変化などがあり、腫瘍の圧迫による脳圧亢進を引き起こすこともあります。
脳腫瘍の診断方法
- MRIなどの画像診断や神経学的評価、脳腫瘍の生検などがあります。
脳腫瘍の治療方法
- 腫瘍の種類、大きさ、場所、患者の年齢や全身状態によって異なりますが、手術、放射線療法、化学療法などで治療をします。
脳ドックによる
予防医療のご案内
当院では予防医学に力をいれており『脳ドック』を行っております。
前述の通り、脳腫瘍の種類は多岐にわたり、良性のものから悪性のものまでさまざまですが、早期発見をすることで治療方法の選択も広がります。 定期的な脳ドック受診をおすすめいたします。
お気軽にご相談ください。
参考情報:
『脳・中枢神経系』
統計情報
※参照元: がん情報サービス
診断される数 (2019年) |
5,849例 (男性3,116例、女性2,733例) |
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死亡数 (2020年) |
2,830人 (男性1,583人、女性1,247人) |
5年相対生存率 (2009~2011年) |
35.6% (男性34.1%、女性37.4%) |
※人口あたりの罹患率は4.6例
(男性5.1例、女性4.2例)(人口10万対)
※人口あたりの死亡率は2.3人
(男性2.6例、女性2.0例)(人口10万対)